ネタニヤフ首相、軍事作戦の正当性強調　ガザ市制圧計画に各国から批判相次ぐ中

イスラエル首相府のSNSより

イスラエルによるガザ市制圧計画に各国から批判が相次ぐ中、ネタニヤフ首相は軍事作戦の正当性を強調し、速やかに完了させるとの考えを示しました。

スロベニアの国連大使「イスラエル政府による軍事作戦の拡大を強く非難する。国際人道法に違反する恐れがあり、直ちに撤回しこれを実施しないよう求める」

スロベニアの国連大使は、ヨーロッパ各国の国連大使とともに声明を発表し、イスラエルにガザ市制圧計画を撤回するよう求めました。

国際社会の批判の声が強まる中、ネタニヤフ首相は記者会見し反論しました。

ネタニヤフ首相「（国際社会の）批判は誤っている。（ガザ市制圧は）戦争を終わらせる最良かつ最速の方法である。まず民間人を戦闘地域から安全地帯に移動させてから実行する」

ネタニヤフ首相はこのように述べ、軍事作戦の正当性を強調したうえで、作戦を速やかに完了させると述べました。