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アメリカのウォール・ストリート・ジャーナルは、中国共産党の幹部が中国当局に拘束され、尋問を受けていると報じました。
ウォール・ストリート・ジャーナルの電子版は9日、中国共産党で対外交流を担当する中央対外連絡部の劉建超部長が中国当局に事情聴取のため拘束され、尋問を受けていると報じました。拘束の理由は不明とのことです。
劉部長は、インドネシア大使や中国共産党で汚職の摘発を担う中央規律検査委員会の国際協力局長などを歴任し、次の外相候補とも目されていました。
去年5月には日本を訪問して、当時の岸田総理大臣らと面会したほか、ことし4月には日中友好議連の会長として訪中した自民党の森山幹事長と夕食をともにするなど、日中関係のキーマンともなっていました。