BoA、テレビ番組出演で「顔変わった?」と話題に – 膝の難病と今後の活動に注目

先日放送された日本の音楽番組『with MUSIC』(日本テレビ系)に韓国出身の歌手BoAが出演し、その姿が多くの視聴者の間で大きな話題を呼びました。彼女の変わらぬ歌唱力はもちろんのこと、これまでとは異なるビジュアルに驚きの声が上がっています。

日本のテレビ番組での登場とパフォーマンス

BoAは番組で最新曲「Good for U」や代表曲「JEWEL SONG」を披露し、その衰えを知らない圧巻の歌唱力で視聴者を魅了しました。スタジオトークでは、2001年5月の日本デビューから2002年に『VALENTI』で『NHK紅白歌合戦』に初出場した当時を振り返る場面も。特に、共演したSMAPが近くにいたことに触れ、木村拓哉のファンだったBoAが「あなたのために歌います、という気持ちだった」と懐かしそうに語るエピソードは、長年のファンにとっても心温まる瞬間でした。

視聴者からの“ビジュアル変化”への反響

これまで黒髪や茶髪のイメージが強かったBoAですが、今回の楽曲ではハイトーンの金髪姿で登場。メイクも金髪に合わせた色味で、その見慣れない姿にSNS上では多くの反響が寄せられました。X(旧Twitter)では、「歌声変わってないのはすごい。お顔の変化も年齢を重ねたからだと思えば受け入れられる」「あれ?BoAちゃん何か顔変わったね」「めちゃくちゃハイトーンブリーチに合わせたハイトーンな眉毛。何かが違う、なんだろうか?」といった投稿が見られ、その“激変ぶり”が注目を集めました。

テレビ番組『with MUSIC』に出演し、ハイトーンの金髪姿を披露したBoA。テレビ番組『with MUSIC』に出演し、ハイトーンの金髪姿を披露したBoA。

深刻な膝の健康問題と活動中止の背景

2001年の日本デビューから24年が経ち、ビジュアルだけでなく、今年は私生活においてもBoAに大きな変化がありました。7月には、膝の痛みが悪化し、手術を伴う治療が必要な「骨壊死」と診断されたことを発表したのです。関係者によると、「症状の進行を防ぐため無理な運動、特にダンスのような激しいパフォーマンスを控え、早急に手術を受けなければならない」と診断されており、これにより9月から予定されていたツアーも中止となりました。

BoA自身も以前から膝の痛みを自覚していたようで、2021年のインタビューでは「KEY OF HEART」(2020年)のMV撮影時に膝が痛かったことを明かしています。また、今年7月に公式YouTubeで公開された動画内でも「最近、本当に年齢を感じる。踊ると膝が痛くなる」とこぼしており、長年にわたり韓国と日本を股にかけて第一線で活躍を続けてきた彼女の体が悲鳴をあげた形です。

まとめと今後の展望

長年のキャリアで多くのファンを魅了してきたBoAですが、今回の健康問題は彼女の活動に大きな影響を与えています。歌手としての高い専門性と経験、そしてその歌唱力は健在であるものの、まずは治療に専念し、無理をせずしっかりと療養することが最優先とされています。多くのファンが、BoAが再びパワフルでキレのあるパフォーマンスを披露できる日を心待ちにしています。