伊東市の田久保市長、辞意撤回後Xで「謎投稿」 学歴詐称疑惑巡る新展開

学歴詐称疑惑の渦中にありながら、辞意を撤回し続投を表明した静岡県伊東市の田久保真紀市長(55)が、自身のX(旧ツイッター)を更新。市長に送られたとされる不審なメッセージを公開し、波紋を広げています。

学歴詐称疑惑の中、SNSで情報発信する静岡県伊東市の田久保真紀市長の肖像。
学歴詐称疑惑の中、SNSで情報発信する静岡県伊東市の田久保真紀市長の肖像。学歴詐称疑惑の中、SNSで情報発信する静岡県伊東市の田久保真紀市長の肖像。

続投表明と情報公開の方針

田久保市長は11日、「【現在公表できる情報について】」と題した投稿で、今後の情報公開の方針を説明。「私の意見は入れずに、事実関係のみに限定するように注意を払いながらこれから順次情報を公開していく」と述べ、確定した事実のみを公開する意向を示しました。

公開された「謎のメッセージ」の内容

その後、「【現在公開できる情報について01 8/11 13時】」と銘打ち、8月6日に市長宛てにLINEで送られてきたというメッセージの画像を公開。メッセージには「明日、文春砲を撃たれるみたいです。プライベートが露呈するような見出しです」との記述や、「私は副市長にどうですか!?」といった提案、「私は敵ではないです!」という主張が含まれています。しかし、一部意味がとらえにくい表現も散見され、市長自身は「私からは返信は無し」と補足しています。

SNS上での波紋

このメッセージの内容に対し、X上では「謎投稿」といった声が相次ぎ、田久保市長の真意を巡って議論が巻き起こっています。公職選挙法や刑事告発に触れる部分もあり、様々な憶測を呼んでいます。

公開されたメッセージ全文

「お疲れ様です。明日、文春砲を撃たれるみたいです。プライベートが露呈するような見出しです。7月7日に辞職会見にした方が良いと進言しましたが、1ヶ月経ち良くなりましたか?悪くなる一方です!信頼回復は無理です!二人で話をした事を実現するのは無理なんです。本当に残念です。私は副市長にどうですか!?と考えて田久保市長へ打診しようかと考えました。周りからも副市長になり田久保市政を支えてやれと言われました。私が副市長ならば議会を掌握出来ると皆様が考えたんだと思います。私は敵ではないです!一部の支援者が学歴関係ないと公職選挙法を理解していないから刑事告発しました!田久保市長、私と会話してください。マスコミには言いません。よろしくお願いします。」

まとめ

伊東市の田久保真紀市長を巡る学歴詐称疑惑と辞意撤回問題は、今回のXでの「謎投稿」によってさらに複雑な様相を呈しています。公開されたLINEメッセージの真偽や意図、そしてそれが今後の市政にどう影響するのか、引き続き注目が集まります。


参考文献: