【ロンドン共同】ノルウェーのニュースサイトは14日、トランプ米大統領が7月にノルウェーのストルテンベルグ財務相と電話した際、ノーベル平和賞の話題に触れ、受賞を望んでいると伝えていたと報じた。平和賞はノルウェー議会が任命した5人で構成する委員会が選考する。専門家らは「政府への圧力と受け取られる可能性がある」と指摘している。
経済系ニュースサイト「ダーゲンズ・ナーリングスリーブ(DN)」によると、トランプ氏はストルテンベルグ氏に突然電話し、関税問題のほか平和賞の話題を持ち出した。世界平和に尽力してきた自分こそふさわしいと語り、受賞を切望していると語ったという。