友人、必死の抵抗かなわず ヒグマ襲撃時、素手で殴る


 この友人から襲撃時の状況を聞き取った道警によると、友人は別の登山者を挟んで、曽田さんの約200メートル後ろを歩いていた。「助けて」と叫んで自分の名を呼ぶ曽田さんの声に慌てて駆け寄ると、曽田さんは茂みの中に引きずり込まれていった。

 友人は「クマを素手で殴った。殴った腕が血だらけになった」と話したという。ヒグマには既に曽田さんの血がついていたとみられる。

 友人は身の危険とすぐに助けを求める必要性を感じ、登山道に戻って通報した。



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