大人気アニメ『鬼滅の刃』とコンビニエンスストア「セブン‐イレブン」の特別なコラボレーション企画が、8月14日より全国で開始され、ファンやSNS上で大きな話題を呼んでいます。本キャンペーンでは、対象商品を2個購入するごとに、セブン‐イレブン限定のオリジナル景品がプレゼントされるという内容で、特に景品に描かれたキャラクターの絵柄に注目が集まっています。
人気アニメ『鬼滅の刃』の象徴的な場面カット。
コラボキャンペーン詳細とオリジナル景品
今回のコラボレーションで用意されているオリジナル景品は、全5種のクリアポスター(各4枚ずつ、先着20枚限定)と、同じく全5種のA4クリアファイルです。これらの景品には、主人公の竈門炭治郎、我妻善逸、冨岡義勇、栗花落カナヲ、胡蝶しのぶといった人気キャラクターが登場。特にお茶屋さんで食事を楽しむ炭治郎たちの一場面を切り取った、このキャンペーンのために特別に描き下ろされたイラストが使用されており、ファンからは喜びの声が上がっています。
さらに、セブンネット限定のオリジナルグッズも同時に発売されています。トレーディング缶バッジ、背景付アクリルスタンドジオラマ、アクリルブロックなど、多様なアイテムが展開され、コレクション性を高めています。
ネット上で注目の的「冨岡義勇の笑顔」
キャンペーン景品の絵柄の中でも、SNS上で特に大きな反響を呼んでいるのが、水柱・冨岡義勇のイラストです。普段は冷静沈着で表情の変化が少ない義勇が、口角を上げ、わずかに笑顔を見せている姿が「待って、義勇さん笑ってる!?」「口角上がってる…珍しい」「和服の腕まくりに笑顔、色気がすごい!」などと、その意外性と破壊力でファンの間で熱狂的なコメントが相次いでいます。実際に店舗では、義勇の景品が最も早く品薄になる傾向が見られたという報告も上がっています。
セブン‐イレブンとのコラボキャンペーンで注目を集める、和服姿で笑顔を見せる冨岡義勇の描き下ろしイラスト。
「鬼滅の刃」:社会現象を巻き起こした作品の軌跡
『鬼滅の刃』は、吾峠呼世晴による漫画作品を原作とし、2016年2月から2020年5月まで『週刊少年ジャンプ』で連載されました。大正時代を舞台に、家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼となった妹の禰豆子を人間に戻すため、そして家族の仇を討つために「鬼殺隊」に入隊し戦う物語です。コミックスの全世界累計発行部数は2億2000万部を突破するなど、空前の大ヒットを記録しています。
2019年4月にテレビアニメ「竈門炭治郎 立志編」が放送されて人気に火がつき、2020年10月公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』は全世界での興行収入が約517億円を突破し、日本国内のみならず世界中で社会現象を巻き起こしました。その後もゲーム化や舞台化、テレビアニメ「遊郭編」(2021年12月)、「刀鍛冶の里編」(2023年4月)、そして最新作「柱稽古編」(2024年5月~6月)が放送され続けています。現在、劇場版『鬼滅の刃 無限城編』が3部作での制作が決定しており、『劇場版「鬼滅の刃」 無限城編 第一章 猗窩座再来』が全国452館(通常393館+IMAX59館)で上映中です。
今回のセブン‐イレブンとのコラボは、作品の人気が引き続き社会全体に浸透していることを示すものであり、特に描き下ろしイラストはファンの間で新たな熱狂を生んでいます。
Source: https://news.yahoo.co.jp/articles/4bc8d54f9fb612ba1754ca445ce135a50009fced