NHK連続テレビ小説「あんぱん」(月~土曜・午前8時)は、いよいよ18日に第101話が放送されます。本作は漫画家やなせたかしさんと妻・小松暢(のぶ)さんの夫婦をモデルに、激動の時代を生き抜く二人の姿を描いており、視聴者の大きな注目を集めています。今回は、注目の第101話の内容を詳しくご紹介しますので、以下ネタバレにご注意ください。
「あんぱん」ドラマの一場面。主要キャストが物語の鍵となるシーンに登場している様子。
第101話の詳細あらすじ:嵩の創作活動と「手のひらを太陽に」の広がり
第101話では、嵩(北村匠海)の創作活動に新たな展開が見られます。彼が手がけた詞にたくや(大森元貴)がメロディーをつけた楽曲「手のひらを太陽に」は、「みんなのうた」で紹介されたことをきっかけに、子どもたちの間で広く歌われるようになりました。この歌の成功は嵩の才能を示す一方で、彼には新たな壁が立ちはだかります。八木(妻夫木聡)から漫画を描き続けるよう促された嵩は、久しぶりに筆を執ろうとしますが、思うように進まず、漫画家としての苦悩に直面することになります。
のぶが直面する社会の壁と謎の女性の声
嵩が創作の壁にぶつかる中、のぶもまた社会の壁にぶつかり、肩を落として帰宅します。彼女が自宅の扉を開けると、中から聞こえてきたのは、予期せぬ女性の声でした。この声の主は一体誰なのか、そしてのぶが直面する社会的な問題とは何なのか、物語はさらなる緊張感をはらんで展開します。この出来事が、嵩とのぶの夫婦関係や今後の物語にどのような影響を与えるのか、注目が集まります。
朝ドラ「あんぱん」作品概要:アンパンマン誕生の物語
連続テレビ小説第112作目となる「あんぱん」は、「アンパンマン」の生みの親である漫画家やなせたかしさん(享年94)と、その妻である小松暢さん(享年75)の夫婦の半生をフィクションとして描く作品です。戦前、戦中、戦後という激動の時代を背景に、二人がいかにしてあらゆる困難を乗り越え、“逆転しない正義”を体現するアンパンマンというキャラクターにたどり着いたのか、その道のりを深く掘り下げます。脚本は、数々のヒット作を手がけてきた中園ミホ氏が担当し、主題歌はRADWIMPSの「賜物」が彩りを添えています。本作は昨年9月7日にクランクインし、視聴者に勇気と感動を与え続けています。
情報元: 報知新聞社