ジャーナリストの田原総一朗氏(91)が、2月17日放送の読売テレビの討論番組「そこまで言って委員会NP」に登場し、その変わらぬ鋭い視点と発言で大きな注目を集めました。高齢を感じさせないそのエネルギーと、時の政治家に対する辛口な提言は、多くの視聴者に強い印象を与えています。
読売テレビ「そこまで言って委員会NP」での登場
番組では、司会の黒木千晶アナウンサーが、田原氏のYouTubeチャンネルを視聴していることに触れ、彼の「モーニングルーティーン」として毎日同じものを食べていることを紹介しました。これに対し田原氏は、「僕の唯一のアレは、時の総理大臣に月に2回くらい、ドーン!とものを言います」と返し、早くもその「田原節」を炸裂させました。
石破茂氏への直接的な提言
特に番組のハイライトとなったのは、石破茂氏が次期首相候補として取り沙汰される中での田原氏の発言でした。石破氏がもし政権を担うことになった場合、言いたいことはあるかと問われると、田原氏は声を荒げて「石破さんが頑張ってんのはいい。何やるんだと、一体?自民党をどう変えるんだと。これが言えないならやめろ!」と、現状の政治に対する厳しい批判を展開しました。この情熱的な発言と、それが自身の「モーニングルーティーン」とどう関係するのかという突っ込みには、スタジオ全体が爆笑に包まれました。
田原総一朗氏が読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演し、政治について熱弁を振るう様子。
視聴者とネットの反響
田原氏の登場は、インターネット上でも大きな反響を呼びました。SNSには「あれ?田原総一朗だーー!」「元気そうじゃん!田原さん!」「田原総一朗いるとやっぱり面白いなあ」といった、91歳という年齢を感じさせないその健在ぶりを称賛する声が多数寄せられました。また、「田嶋陽子に田原総一朗のコンボって何?」「司会みたく突然回しはじめる」「勝手に喋りだす田原相変わらずやなぁ」といった、彼のキャラクターと番組での立ち振る舞いを楽しむコメントも多く見られました。
まとめ
91歳を迎えてなお、日本の政治や社会に対して鋭いメスを入れ続ける田原総一朗氏。彼の発言は時に物議を醸すこともありますが、その妥協を許さない姿勢と、国民の知る権利を追求するジャーナリストとしての使命感は、多くの人々に刺激を与え続けています。今回の「そこまで言って委員会NP」での登場は、彼の影響力と、メディアにおける論客としての存在感が衰えていないことを改めて示す機会となりました。
参考資料
- 読売テレビ「そこまで言って委員会NP」番組情報
- Yahoo!ニュース: https://news.yahoo.co.jp/articles/4cec29d02b570ac6f0bd2486508948385b54dd43