「クマが道路上に座っていた」栃木・日光市の上三依塩原温泉口駅付近で“クマ目撃情報”　栃木県警がパトカーで注意呼びかけ

きょう（17日）夕方、栃木県日光市の上三依塩原温泉口駅の近くで、体長およそ1メートルのクマが目撃されました。市内では今月に入ってからクマの目撃情報が相次いでいて、警察が注意を呼びかけています。

警察によりますと、きょう午後5時半ごろ、日光市の上三依塩原温泉口駅の近くで「クマ1頭が道路上に座っていた」と通行人の女性から110番通報がありました。

女性は警察に対して、クマは体長およそ1メートルで、駅から東に100メートルほど離れた国道121号の道路上に座っていたと話しているということです。

女性はすぐにその場から歩いて離れ、けがはありませんでした。

警察は今夜、上三依塩原温泉口駅の周辺でパトカーの中からマイクで注意を呼びかけるということです。

日光市内では、今月10日に藤原で、15日に川治温泉川治でクマの目撃情報が相次いでいて、警察は「クマを見かけたら決して近づかず、ただちに家の中や車の中など安全な場所に避難してください」と注意を呼びかけています。