日本テレビ系ドラマ「放送局占拠」の第6話が放送され、物語は新たな局面を迎えました。嵐の櫻井翔が主演を務めるこの作品では、刑事・武蔵と武装集団「妖」との緊迫した攻防が展開。視聴者を惹きつける大きな謎の一つであった「般若」の正体が明らかになり、同時に残された謎や今後の展開を巡る考察が活発化しています。
「般若」の正体と深まる謎:武蔵の義弟・伊吹の裏切り
これまで謎に包まれてきた武装集団「妖」のリーダー「般若」の正体が、武蔵(櫻井翔)の義弟であり刑事の伊吹(加藤清史郎)であることが判明しました。この衝撃の事実により、物語はさらに複雑な様相を呈しています。妖結成の経緯が明かされる一方で、伊吹を組織に引き入れたとされていた「青鬼」(菊池風磨)が監禁されている姿が映し出され、視聴者の間に新たな疑問を投げかけました。「青鬼」の真意と、「妖」の内部で何が起きているのか、その背景に注目が集まっています。
日本テレビ系ドラマ「放送局占拠」の武蔵刑事と武装集団「妖」の対決場面
次回予告が示唆する「妖」の分裂と衝撃の展開
公式インスタグラムで公開された次回予告は、今後の展開に対する期待感を一層高めています。映像では伊吹と青鬼が互いに銃口を突きつけ合う緊迫したシーンが映し出され、「妖、分裂の理由」というテロップが示されました。さらに、「青鬼の真実」「物語はありえない結末へ」といった意味深な提示もあり、主要キャラクターたちの間の関係性や、事件の裏に隠された真実が次々に明らかになることが示唆されています。初回冒頭でバスジャックされた車両が爆発するシーンも再びインサートされ、過去の出来事が現在の物語とどのように繋がっていくのか、その意味深な関連性が注目されています。
「輪入道」の正体巡る白熱の考察:原西孝幸説が浮上
物語の核心に迫る中で、次に正体が明らかになると予告されている「輪入道」を巡る考察がSNS上で白熱しています。中でも有力視されているのが、バスジャック犯を演じたFUJIWARAの原西孝幸氏ではないかという説です。バス爆発から生還した武蔵には「マルヒは死亡したものと見られます」と無線で伝えられましたが、明確な生死は描かれておらず、生存の可能性が残されています。また、伊吹がバスジャック犯の銃撃に失敗した後に手を震わせていたことにも、何らかの裏があると推測されています。
X(旧Twitter)では、「傀儡子(くぐつ)は奄美で輪入道は原西っぽい」「輪入道が密会でチラチラしてて男or原西説もあるけどあえて伊吹のGPS手術から看護師の緑のおばさんも見てる笑」「やっぱり、輪入道はFUJIWARAの原西さんで間違いないなぁ 口元のオデキ…おんなじだもん」「ここにきて輪入道が泉だったら放送局占拠激ヤバ案件」といった様々な推測が投稿されており、視聴者それぞれの視点からキャラクターの正体を探る動きが活発です。
結論
「放送局占拠」は、「般若」の正体判明により、さらに予測不能な展開へと進んでいます。武蔵と伊吹の兄弟関係、そして「妖」の内部での分裂の兆しが、物語のクライマックスに向けて大きく動いています。特に、未だ謎の多い「輪入道」の正体に関する視聴者の考察は、SNSを巻き込みながら熱を帯びており、今後の放送で何が明らかになるのか、目が離せません。
参考資料
- Yahoo!ニュース (デイリースポーツ): 日本テレビ「放送局占拠」
- デイリースポーツ online: 【写真】次々と明らかになる「妖」たち (※間接的な情報源として参照)