野沢直子、故細木数子さんへの「暴言」過去を激白:ラジオ生放送での衝撃告白

米サンフランシスコ在住のタレント、野沢直子さん(62)が、ニッポン放送の番組「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」にゲスト出演し、かつて「占術の女王」として知られた故・細木数子さん(2021年11月、呼吸不全で死去)に対し、生放送中に不適切な言葉を浴びせてしまった過去を赤裸々に明かしました。この衝撃的な告白は、当時のテレビ業界での細木数子さんの影響力の大きさと、野沢さん自身の率直な人柄を浮き彫りにしています。

野沢直子が語った「暴言」の経緯

野沢直子さんが告白したのは、細木数子さんの冠番組が始まったばかりの頃のエピソードです。野沢さんは当時、海外から帰国して間もない時期であり、細木数子さんのことを十分に認識していなかったと語りました。番組の初回ゲストとして出演した際、細木さんから「あまり上から言われた」と感じた野沢さんは、ついカッとなり「うるせーな、クソババア!」と言い放ってしまったといいます。この発言について、野沢さんは「口が悪い」と反省の弁を述べており、当時の状況と自身の心境を詳細に明かしました。

故・細木数子さんの功績と影響

細木数子さんは1938年(昭和13年)4月4日、東京都に生まれました。中国古代の「易学」などを長年にわたり深く研究し、独自の占術「六星占術」を編み出したことで知られる著名な占術家です。テレビの世界では、TBS系「ズバリ言うわよ!」やフジテレビ系「幸せって何だっけ~カズカズの宝話」といった冠番組で全国的な人気を博しました。

かつてテレビで絶大な影響力を持った占術家、故細木数子さん。2009年1月撮影の姿。かつてテレビで絶大な影響力を持った占術家、故細木数子さん。2009年1月撮影の姿。

彼女は、時にタレントに改名を促したり、視聴者に対しても厳しい言葉を投げかけることで知られましたが、その飾らない物言いと的確な占いの結果から多くの視聴者の支持を得ていました。今回の野沢直子さんの告白は、そんなカリスマ的な存在であった細木数子さんのテレビでの姿とは異なる、生々しい人間関係の一端を垣間見せるものとなりました。

まとめ

野沢直子さんがラジオで明かした故・細木数子さんへの過去の「暴言」は、当時の状況と、両者の個性がぶつかり合った結果生まれたエピソードとして、多くのリスナーに驚きと興味を与えました。この一件は、テレビという特殊な環境におけるタレント間の相互作用、そして公の場での言葉の重みを改めて認識させる機会となります。


Source: Yahoo!ニュース (日刊スポーツ)