元放送作家の長谷川良品さんが１９日、自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルを更新。フジテレビの一連の問題を巡り第三者委員会から「不適切な会合」と認定された懇親会に、歌手で俳優の福山雅治（５６）が参加していたことを巡って私見を語った。
長谷川さんは動画で「報告書ではハラスメント行為があったという認定にも至っていない」と前提を強調。その上で「福山氏と中居（正広）氏の件は次元が違う。ここには明確な線引きを設ける必要がある。そうでないと危険」と指摘し、「福山さんにまで過剰な社会的制裁を与えろというような機運が過熱すると、むしろ性暴力とされる核心や、さらにフジの罪まで矮小（わいしょう）化しかねない」と警鐘を鳴らした。
一方、長谷川さんは週刊誌「女性セブン」が報じた内容にも言及。フジ元専務の大多亮氏が年に１、２回の頻度で開催し、同社の女性アナウンサーも参加した会合について「個人的に最も気になった」として、「女性アナウンサーを動員したこうした懇親会。都内で福山さんが経営していたバーを貸し切って行われていたと記事に記されているが、それが事実なら支払はどうなっていたのか。むしろ問題の本質はここにあると感じるが、その疑問を彼（福山）にぶつけるわけでもない」と週刊誌側の対応をいぶかしんだ。
中日スポーツ
