土曜ドラマ『放送局占拠』第4話で明かされた「唐傘小僧」の正体と視聴者の反響

櫻井翔が主演を務める土曜ドラマ『放送局占拠』(日本テレビ系)の第4話が2日に放送され、武装集団「妖(あやかし)」の一員である「唐傘小僧」の正体が明らかになり、その意外な事実に視聴者からは驚きと絶賛の声が上がりました。今回の放送では、物語の核心に迫る重大な秘密が次々と暴かれ、今後の展開への期待がさらに高まっています。

都知事・大芝の闇と武蔵の危機

物語は、主人公・武蔵(櫻井翔)が武装集団「妖」の青鬼こと大和耕一(菊池風磨)との接点を探る中で罠にはまり、毒死の危機に瀕するという緊迫した状況から始まります。武蔵の命を救うには90分以内に毒を体から抜く必要があり、焦りを見せる武蔵をあざ笑う般若は、ある交換条件を提示します。それは、人質の一人である現東京都知事・大芝三四郎(真山章志)の過去の闇を暴くこと。もし間に合わなければ、武蔵だけでなく大芝も命を落とすという、絶望的な状況が描かれました。

土曜ドラマ『放送局占拠』第4話で繰り広げられる緊迫の展開土曜ドラマ『放送局占拠』第4話で繰り広げられる緊迫の展開

本庄(瀧内公美)ら現場指揮本部は、般若が残したヒントを手掛かりに大芝の過去を徹底的に調査。その結果、1年前の『女郎蜘蛛殺人事件』へとたどり着きます。都知事・大芝が犯した罪とは、建設会社との官製談合、そしてそれを告発しようとした秘書・小笠原寧々を殺害したことでした。この衝撃の事実が明らかになる中で、武装集団「妖」の一員である「唐傘小僧」の正体もついに判明します。彼こそが、殺害された秘書・小笠原寧々の夫、小笠原舷太だったのです。

「唐傘小僧」の正体と駿河太郎の登場

第4話の後半では、「唐傘小僧」がマスクを脱ぎ、その素顔をあらわにする瞬間が描かれました。そして、「唐傘小僧」こと小笠原舷太を演じていたのが、連続テレビ小説『カーネーション』(NHK総合)やドラマ『半沢直樹』(TBS系)、Netflixシリーズ『地面師たち』など、数々の話題作で知られる実力派俳優の駿河太郎であることが判明しました。

土曜ドラマ『放送局占拠』で武装集団「妖」の唐傘小僧を演じる駿河太郎。マスクを脱ぎ、その素顔を明かす瞬間。土曜ドラマ『放送局占拠』で武装集団「妖」の唐傘小僧を演じる駿河太郎。マスクを脱ぎ、その素顔を明かす瞬間。

視聴者の反響:「予想外」「かっこいい」の声

駿河太郎の登場に、視聴者からはSNS上で大きな反響が寄せられました。「そうきたか!」「予想外だった」「全然わからなかった…」といった驚きの声が相次ぎ、そのキャスティングの意外性に多くの視聴者が舌を巻きました。また、「前髪があるとイメージ変わるな」「この髪型似合う、かっこいい!!」など、役柄としてのビジュアル変化や、俳優としての魅力に対する絶賛のコメントも多く見られました。駿河太郎の演技力と存在感が、物語にさらなる深みと緊張感をもたらしていることが伺えます。

今回の「唐傘小僧」の正体と、それを演じる駿河太郎の登場は、『放送局占拠』の物語展開における重要なターニングポイントとなりました。都知事の闇、そして「妖」のメンバーそれぞれの過去が明かされることで、今後の武蔵と武装集団との対峙がより一層複雑で予測不能なものになることが期待されます。

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