お笑いコンビ・おぎやはぎ(矢作兼・小木博明)がMCを務める人気番組、BS日テレ『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』が、連載開始30周年を迎えた伝説的漫画『頭文字D』との待望のコラボレーション企画を実現します。今回の特別版「祝・連載開始30周年!頭文字Dとコラボしたよ!オーナーさん、いらっ車い!!」では、世界中のファンを魅了してきた走り屋漫画の世界を、現実の旧車とオーナーたちの情熱を通して深掘りします。
おぎやはぎの愛車遍歴と頭文字Dコラボ!小木博明と矢作兼がMCを務めるBS日テレの番組で藤原拓海のハチロクが登場
世界的人気漫画『頭文字D』との夢のコラボレーション
『頭文字D』は、峠を舞台にした迫力あるカーバトルと、個性豊かな登場人物、そして実在する名車たちの描写で、国内外問わず絶大な人気を誇る作品です。連載30周年という節目を記念し、今回のコラボ企画では、原作の世界観に深く傾倒し、自身の愛車にその情熱を注ぎ込んできたオーナーたちが登場。トヨタ、マツダ、日産といった日本を代表するメーカーの車両が、それぞれのオーナーによるこだわり抜いたチューニングを施され、番組に華を添えます。現在の旧車市場で高騰している貴重な名車たちが集結する点は、車好きには見逃せないポイントとなるでしょう。さらに、アニメ化の際に監修も務めた「ドリフトキング」こと土屋圭市氏が解説役として加わり、それぞれのマシンの魅力を専門的な視点から深掘りします。
藤原拓海の愛車「ハチロク」の驚異的な再現度
番組で最初に紹介されるのは、主人公・藤原拓海の愛車である1984年式トヨタ『スプリンター トレノ』。通称「ハチロク」として親しまれるこの車は、非力ながらも拓海の天才的なドライビングテクニックによって数々の名勝負を繰り広げた、まさに原作の象徴とも言える一台です。登場したハチロクの再現度の高さには、おぎやはぎと土屋圭市も驚きを隠せません。軽量化のためにワイパーを取り外すといった細部へのこだわりはもちろんのこと、原作通りのカラーリング、そしてサイドに記された「藤原とうふ店(自家用)」の文字までが完璧に再現されています。
藤原とうふ店(自家用)と書かれた白と黒のトヨタ スプリンター トレノ AE86。漫画『頭文字D』の主人公、藤原拓海の愛車を忠実に再現した、こだわりが詰まった一台
オーナーが「土屋さんが本気で乗っても壊れない」と自信を見せるこのハチロクに、実際に試乗した土屋氏も「ちゃんとつくっている。なんちゃってじゃなくて」と、そのクオリティを絶賛しました。単なるレプリカではない、走行性能にもこだわり抜いた一台であることが証明された形です。
おぎやはぎが語る『頭文字D』コラボの魅力
収録を終えたおぎやはぎの二人も、今回のコラボ企画への熱い思いを語っています。矢作兼は「『頭文字D』もう一回読みたくなっちゃった」と述べ、ファンが自身の熱いシーンを漫画で示す様子を見て、自分だけの「ここだ!」というシーンを見つけたいと、作品への再燃する情熱を表現しました。小木博明も「確かに読み返したいってなるよね。自分だけのシーンを見つけたい」と同調し、オーナーたちの漫画と車への愛情に触発された様子が伺えます。また、車の再現度についても矢作は「見た目の完コピとかはわかるけどさ、結構走りまでこだわっていたからね。ガチだね。ちょっとこれはすごいなと思いましたよ」と述べ、単なる外観だけでなく、走行性能にまで徹底的にこだわったオーナーたちの「ガチ」な姿勢に感銘を受けたことを明かしました。
まとめ
BS日テレ『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』と『頭文字D』の30周年記念コラボ企画は、漫画の世界と現実の車が融合する、まさにファン垂涎の特別版となるでしょう。作品を愛するオーナーたちの情熱と、こだわり抜かれた名車たち、そして「ドリフトキング」土屋圭市氏の解説が加わることで、視聴者は『頭文字D』の魅力を新たな角度から再発見することができます。おぎやはぎの二人が語るように、この番組を通して、改めて漫画を読み返したり、自分にとっての「名シーン」や「愛車」を見つめ直すきっかけとなるかもしれません。車好き、漫画好き問わず、多くの人々に感動と興奮を届ける必見の放送となりそうです。
参考文献: