戦争終結に向けた和平交渉が進む中、ウクライナ西部にあるアメリカ資本の民間企業がロシア軍のミサイル攻撃を受け大規模な火災が発生しました。
ウクライナ空軍は、20日夜から21日朝にかけてロシア軍がウクライナ各地にドローン574機とミサイル40発による大規模攻撃を行なったと発表しました。
このうちハンガリーと国境を接する西部ザカルパッチャ州では、住宅や民間企業が巡航ミサイル攻撃を受けたということです。
地元当局によりますとこの攻撃で大規模な火災が発生し、これまでに23人が負傷しました。
ゼレンスキー大統領はSNSで「アメリカ資本の企業に数発の巡航ミサイルが着弾した」とコメントした上で「ロシアからは、実質的な交渉に臨み戦争を終わらせるという意思がいまだに示されていない」と非難し、西側諸国にさらなる制裁強化を求めました。
フジテレビ,国際取材部