タレントのほしのあきが8月20日、自身のInstagramストーリーズで美容整形を受けたことを告白し、大きな話題を呼んでいる。かつて「最年長グラビアアイドル」として絶大な人気を誇った彼女は、私生活では夫であるJRA三浦皇成騎手を支える「内助の功」として知られる存在に。48歳での「人中短縮」公表は、彼女の新たな自己表現として注目を集めている。
48歳で公表した「人中短縮レーザー」とは
ほしのあきは自身のInstagramで、「人中短縮レーザーで1ミリ短くなったよ!! もっと短くなりたい」と投稿し、施術の事実を明らかにした。投稿には施術前後の「ビフォーアフター写真」も添えられており、その変化が視覚的に示されている。
この「人中短縮レーザー」とは、鼻の下の皮膚と粘膜にレーザーを照射することで、人中(鼻の下から上唇までの部分)を短く見せる施術だ。切開を伴わないため、比較的ダウンタイムが短いとされるが、美容整形の一つであることに変わりはない。48歳という年齢で、自身の整形をオープンに公表したほしのあきの姿勢は、世間から大きな関心を集めている。
「ペニオク騒動」から10年、芸能活動再開と変わらぬ美貌
2000年代、ほしのあきは『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)、『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系)、『どうぶつ奇想天外!』(TBS系)など、数多くの人気バラエティ番組にレギュラー出演し、その愛らしいルックスとキャラクターで一世を風靡した。「最年長グラビアアイドル」としてグラビア界でもトップの人気を博したが、2012年の「ペニオク」と呼ばれるステルスマーケティング騒動に関与したことで、芸能活動を休止せざるを得ない状況となった。
長らく表舞台から姿を消していたが、騒動から10年が経った2023年に芸能活動を再開。さらに2024年3月には、47歳の誕生日を迎えるのを機にInstagramの公式アカウントを開設し、その衰えを知らないビジュアルが再び話題を呼んだ。ピーク時に比べ仕事は激減したものの、Instagramではトレーニングに励む様子なども公開しており、年齢を感じさせない抜群のスタイルには定評がある。
2017年、夫である三浦皇成騎手の復帰後勝利を喜ぶほしのあき。笑顔で夫を労う姿は「内助の功」を象徴している。
三浦皇成騎手との結婚と夫を支える「内助の功」
私生活では、2011年に13歳年下のJRA三浦皇成騎手と結婚し、2012年には長女が誕生。順風満帆な生活を送っていたかに見えたが、夫に大きな試練が訪れる。2016年、三浦騎手は札幌競馬場で落馬し、骨盤と肋骨を10カ所以上骨折する重傷を負ったのだ。一時は騎手として馬に乗ることどころか、日常生活を送ることすら困難な状態だったと報じられている。
しかし、この困難な時期にほしのあきは献身的に夫を看病し、明るく振る舞い続けることで精神的な支えとなった。2017年に放送された『バース・デイ』(TBS系)では、三浦騎手自身が妻のサポートが復帰への大きな力になったと明かしており、夫婦で苦難を乗り越えた証となった。その後、三浦騎手は2025年5月に東京10RでJRA通算1100勝を達成するなど、見事な復活を遂げている。芸能活動を再開したほしのあきも、夫の食事管理を徹底するなど、陰ながらサポートを続けているようだ。
「ぶりっ子」キャラから脱却、新たなキャリアへ
かつてのバラエティ番組では「ぶりっ子」というキャラクターが定着していたほしのあきだが、三浦騎手を献身的に支える妻としての姿や、48歳で美容整形を公表する潔さなど、そのイメージは大きく変化しつつある。一連の騒動による休業中、家庭を支えることに新たなやりがいを見出したのかもしれない。
芸能活動再開から2年が経過し、美容整形の公表という新たな一面を見せたほしのあき。グラビアアイドルとしての輝かしい過去と、夫を支える内助の功、そして自らの変化を恐れない姿勢を経て、彼女が今後どのような道を歩むのか、世間の関心は尽きない。
参考文献