日本テレビ系で放送中の櫻井翔主演土曜ドラマ『放送局占拠』は、その予測不能な展開で多くの視聴者を釘付けにしています。特に、武装集団「妖(あやかし)」のメンバーの正体については様々な憶測が飛び交う中、先日放送された第7話で、ついに「輪入道」の衝撃的な正体が明らかになりました。なんと、輪入道役を演じていたのはお笑いコンビFUJIWARAの原西孝幸さんであり、その正体は第1話で登場したバスジャック犯・八丈豪であることが判明し、大きな話題を呼んでいます。
衝撃の正体判明:輪入道は第1話のバスジャック犯・八丈豪
『放送局占拠』第7話では、放送局を占拠する武装集団「妖」の中で、謎に包まれていた輪入道のマスクの下の顔がついに明かされました。その正体は、多くの視聴者が驚きを隠せないFUJIWARAの原西孝幸さん。さらに衝撃的だったのは、彼が演じる輪入道が、シリーズの幕開けとなった第1話で警察に追い詰められ自爆し、死亡したと思われていたバスジャック犯、八丈豪と同一人物だったという事実です。このまさかの展開は、物語に新たな深みと緊張感をもたらし、これまでの伏線やキャラクターの背景に対する視聴者の考察を一気に加速させました。シリーズならではの巧みな構成が、再び視聴者を驚愕させた瞬間と言えるでしょう。
ドラマ『放送局占拠』で輪入道のお面を被るFUJIWARA原西孝幸
原西孝幸が語るサプライズ出演の心境と「占拠」シリーズの魅力
今回のサプライズ出演について、原西孝幸さんからは「輪入道は俺やで! 輪入道こと八丈役をやらしてもらった原西です。最初バスジャック犯で1話で死ぬ役と聞いていたので、まさかこんな大事な役だなんて、とにかく一生懸命やらしていただきました」とのコメントが寄せられました。原西さん自身も、自身の役どころがこれほど重要なものになるとは思っていなかったようで、その意外性が視聴者の驚きをさらに増幅させています。また、考察動画で輪入道の「顎がおじいちゃん」と指摘されていたことに対し、「結構恥ずかしいもんですね」とユーモラスに語り、視聴者からは親しみの声が上がっています。
『放送局占拠』は、『大病院占拠』(2023年)、『新空港占拠』(2024年)に続く「占拠」シリーズの第3弾です。これまでのシリーズでは「鬼」や「干支」をモチーフにしたマスクが特徴的でしたが、今作では「妖怪」をモチーフにした「妖」が500名の人質をとり、放送局を占拠するという壮大なスケールで展開されています。各シリーズで異なる武装集団とマスクのテーマは、視聴者に新鮮な驚きと考察の楽しみを提供し続けています。ドラマの公式サイトでは、輪入道のお面が無料でダウンロードできるサービスも提供されており、ファンはより一層作品の世界観に没入することができます。原西さんのコメントにあるように、第7話を見た後に第1話を見直すことで、より深く物語の伏線やキャラクターの心情を理解し、ドラマを二度楽しむことができるでしょう。
今回の輪入道の正体判明は、『放送局占拠』が持つ重層的なストーリーテリングの真骨頂を示しました。今後の展開がさらに期待されるこのシリーズから、目が離せません。
参考文献:
- リアルサウンド編集部 (Source link)