長嶋一茂、父・茂雄氏との「後楽園球場置き去り事件」を回顧「鬼門なんで」

タレントの長嶋一茂が、日本テレビ系番組「一茂×かまいたちゲンバ」に出演し、かつて父・長嶋茂雄氏に後楽園球場で置き去りにされた有名なエピソードを当事者として語り、注目を集めています。今回の放送では、東京ドームシティを訪れた際の感慨を明かしました。

長嶋一茂、後楽園球場での「鬼門」エピソード

番組で共演したお笑いコンビ「かまいたち」の山内健司と濱家隆一と共に東京ドームシティを訪れた長嶋一茂氏は、濱家から「一茂さんのお膝元ですよね」と巨人在籍時代をふまえて問われると、「そうですね。お膝元ではあるんですが、ちょっと鬼門なんで、ロケは勘弁してほしい」と冗談交じりに切り出しました。この「鬼門」発言の理由を問われると、一茂氏は幼少期の衝撃的な体験を回顧しました。

タレント長嶋一茂氏が番組で笑顔を見せる様子。東京ドームシティでの撮影か。タレント長嶋一茂氏が番組で笑顔を見せる様子。東京ドームシティでの撮影か。

それは東京ドームではなく、旧後楽園球場での出来事でした。3歳か4歳の頃、父・茂雄氏と一緒に球場を訪れたものの、試合後に茂雄氏が同行したことを忘れ、そのまま帰宅してしまったというのです。当時の一茂氏は、一人寂しく球場内にたたずんでいたと語り、その時の情景を振り返りました。

長嶋茂雄氏が気づいたきっかけ

では、長嶋茂雄氏はどのようにして一茂氏の不在に気づいたのでしょうか。一茂氏によると、茂雄氏が家に帰った際、母親が「あら、一茂は?」と尋ねたことで初めて事態を認識したそうです。このエピソードに対し、山内健司は長嶋茂雄氏のモノマネで「『あら、一茂は?』って言われて、お父さんは『う~ん、どうでしょう?』って」とオチをつけ、スタジオの笑いを誘いました。この親子ならではの有名な話は、今なお多くの人々に語り継がれる逸話となっています。

今回の番組での長嶋一茂氏の回顧は、伝説的な野球選手である長嶋茂雄氏の意外な一面とともに、長嶋家の親子の絆を感じさせる心温まるエピソードとして、改めて視聴者の関心を集めました。

参考文献