舞台『じゃりン子チエ』ポスター公開:イケメン猫役にSNS熱狂、期待高まる

11月15日から25日にかけて大阪松竹座で上演される舞台『じゃりン子チエ』のポスタービジュアルが8月19日に公開され、劇中の“猫役が超イケメン”だとインターネット上で大きな注目を集めています。この情報解禁は、長年のファンだけでなく、新たな層にも作品への期待感を高めるものとなりました。

令和初舞台化『じゃりン子チエ』の概要と豪華キャスト陣

はるき悦巳による同名漫画を原作とする舞台『じゃりン子チエ』は、1978年から1997年にかけて連載された国民的コミックの舞台化です。昭和の大阪を舞台に、小学5年生の主人公チエと、その家族、そして個性豊かな近所の人々の日常生活を温かくユーモラスに描いた人情コメディとして、幅広い世代に愛されてきました。これまでにテレビアニメ化やアニメ映画化もされ、舞台化も幾度となく行われてきた人気作品です。

今回の舞台版は、令和に入って初の舞台化となる記念すべき公演。主人公のチエ役には、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』で主人公の幼少期を演じ、その演技力で注目を集めた澤井梨丘さん(14)が抜擢されました。チエの父・テツ役を波岡一喜さん(47)、母のヨシ江役を三倉茉奈さん(39)が演じます。さらに、テツの恩師である花井拳骨役には赤井英和さん(66)、おバァはん役には桂南光さん(73)といったベテラン勢が名を連ねており、上演決定の発表時からファンの期待値は非常に高いものでした。

舞台「じゃりン子チエ」のポスタービジュアル。小鉄役の桐生麻耶とアントニオJr.役の中林登生がイケメン猫役として注目を集める。舞台「じゃりン子チエ」のポスタービジュアル。小鉄役の桐生麻耶とアントニオJr.役の中林登生がイケメン猫役として注目を集める。

注目集める“イケメン猫役”の正体:桐生麻耶と中林登生

8月19日に公開されたポスタービジュアルでは、衣装に身を包み、それぞれの役柄になり切った出演者たちの姿が披露されました。主人公チエにそっくりな天真爛漫さを見せる澤井さんをはじめ、多くの俳優陣が原作の雰囲気を再現しているとネット上で話題を呼んでいます。しかし、その中でも特に注目を集めているのが、劇中の人気キャラクターである猫の小鉄とアントニオJr.の二人です。

関係者によると、小鉄役はOSK日本歌劇団の男役スターである桐生麻耶さんが、アントニオJr.役はオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』に参加し、現在はダンス&ボーカルグループ・ENJINのリーダーを務める中林登生さん(27)が演じるとのこと。原作では、はるき悦巳さんらしい親しみやすい顔立ちの猫として描かれる小鉄とアントニオJr.ですが、今回公開されたポスタービジュアルでは、二人とも驚くほど“超イケメン”に擬人化された姿で登場。桐生さんは凛々しい表情を、中林さんはいたずらっぽい笑顔を見せており、このキャスティングとビジュアルがSNS上で大きな反響を呼んでいます。

SNSでの反響:「まさかのイケメン擬人化」に驚きと期待

イケメンすぎる小鉄とアントニオJr.の姿に対し、X(旧Twitter)では「上のイケメン2人何者?と思ったら小鉄とアントニオジュニアか!」「全体的にそれっぽいいいキャスティングやなと思ってたら小鉄とアントンJr.のテイストが斜め上過ぎてw」といった驚きの声が多数上がりました。

さらに、「キャスティングを見て観に行こかな~と思いました。小鉄もアントニオJrもイケメンだし(笑)」「小鉄とアントンjr、カッコよろしなぁ!ww」「小鉄とアントニオは擬人化しかもイケメンでそれはそれで面白そう」などと、「イケメンすぎて思わず笑ってしまう」といった好意的なコメントも多く見られます。原作ファンからは、まさかの展開に戸惑いつつも、舞台ならではの新しい解釈への期待感が寄せられている状況です。

上演まであと3カ月を切った舞台版『じゃりン子チエ』。豪華キャスト陣に加え、この2匹の“イケメン猫”が、さらに多くの人々の注目を集め、話題を呼ぶことは間違いないでしょう。新たな『じゃりン子チエ』の世界が、今から待ち望まれます。

参考文献