[ベルリン 25日 ロイター] – ドイツのクリングバイル副首相兼財務相は25日、予告なしにウクライナの首都キーウを訪問し、ロシアのプーチン大統領はドイツのウクライナに対する支援が弱まっていないことを認識すべきだと述べた。
社会民主党(SPD)党首の同氏は「プーチン氏はドイツのウクライナ支援が崩れつつあるといった幻想を抱くべきではない」と語った。「それどころか、われわれは依然としてウクライナにとって世界第2位、欧州では最大の支援国だ。ウクライナは引き続きドイツを頼ることができる」と強調した。
クリングバイル氏はプーチン氏に和平プロセスへの関心があることを示すよう求めた。
また戦争の早期終結に向けた協議にはウクライナの参加が不可欠であり、持続的な平和のためには停戦と信頼に足る安全の保証が必要だと指摘した。「この目的のためにわれわれは国際社会と緊密に連携している」と語った。