中国、台湾を非難 抗日戦争での共産党の役割否定は「冒涜」


中国は第2次世界大戦終結80年を記念し、来月3日に大規模な軍事パレードを実施する。

台湾は、戦闘を主導したのは主に中華民国軍だとし、中国共産党が功績を不当に主張しているとしている。

中国政府で台湾政策を担う台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官は記者会見で、抗日戦争における国家の「中核」としての共産党の役割を台湾が「中傷し、消し去ろうとしている」と指摘。

「これは忠誠を尽くした全ての殉教者や英雄に対する重大な冒涜であり、中華民族全体に対する恥ずべき裏切り行為だ」と非難した。

台湾は来週行われる中国の軍事パレードに出席しないよう人々に呼びかけており、防衛、情報、外交分野の現職や元高官が出席した場合、年金停止などの処分を科すと警告している。

朱氏は、終戦記念日は台湾海峡両岸の人々によって記念されるべきであり、台湾の代表者は中国の行事に招待されていると述べたが、詳細は明らかにしなかった。

「台湾の同胞は、関連する記念活動を欠席すべきではないし、欠席することはできない」と述べた。



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