ロックミュージシャン清春(56)が、ABCテレビの番組「これ余談なんですけど…」(水曜後11・17)に出演し、長年語り継がれてきたバンドマンたちの「武勇伝」や噂の真実について言及しました。業界のベテランとして、彼は同世代のバンドから伝説的な先輩バンドまで、知られざるエピソードを披露し、視聴者の間で大きな話題を呼んでいます。
「ケンカが強い」バンドマンの噂、その実態は?
番組内で、MC陣から「ケンカが強い」という噂のあるバンドマンや武闘派のイメージについて質問された清春。彼はL’Arc-en-Ciel、LUNA SEA、GLAYといった同世代のバンドに触れながら、「あまりいないと思う。上の世代の話ではないか」と推測しました。この言葉は、多くのファンが抱くイメージとは異なる見解を示唆するものでした。
ロックミュージシャン清春、バンドマンの伝説を語る
BOOWY氷室京介の「最強」伝説
清春の推測に対し、お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司さんがBOOWYの名前を挙げると、清春は「氷室(京介)さんはめっちゃ強いってウワサですけどね」と、この伝説を肯定する発言をしました。日本のロック界を代表するBOOWYのボーカリストである氷室京介氏の武勇伝は、長年にわたり語り継がれてきたものですが、清春の言葉がその信憑性を一層高める形となりました。
X JAPANとYOSHIKIにまつわる逸話
さらに、レイザーラモンRGさんは「X JAPANさんは結構、出入り禁止の店が多かったって聞きますね」という“余談”を披露。これに対し清春は「大暴れするから」「打ち上げでね」と補足し、X JAPANの豪快な一面をうかがわせるエピソードが明かされました。伝説的なロックバンドであるX JAPANには、そのパフォーマンスだけでなく、舞台裏での逸話も数多く存在することが示されました。
YOSHIKIの意外な「紳士的」素顔
しかし、清春はX JAPANのリーダーであるYOSHIKI氏に対する自身の印象について、意外な事実を語り始めました。「ここ何年か、大人になってから結構何回かお会いして。YOSHIKIさんのYouTubeとかで一緒に歌ったりするんですけど」と述べ、近年の交流を通じて得た印象を告白しました。清春は、「伝説が多いから怖いイメージがあったりするんですけど、僕はめちゃくちゃふわ~っとしてるYOSHIKIさんのイメージ」と、世間のイメージとは異なるYOSHIKI氏の柔和な側面を強調しました。さらに「昔から、お会いした時は紳士なイメージ」と続け、その丁寧な人柄を明かしました。
これを受け、かまいたちの濱家隆一さんは「意外にイメージだけなんかもね」と反省。山内健司さんも「当時はSNSがないから、雑誌で出たのを鵜呑みにしがち」と、情報伝達が限られていた時代におけるイメージ形成の難しさについて言及しました。
まとめ
清春が明かしたバンドマンたちの武勇伝や伝説は、長年のファンにとっては興味深く、新たな発見をもたらすものでした。氷室京介氏の強さ、X JAPANの豪快な逸話、そしてYOSHIKI氏の意外なほど紳士的な素顔など、彼らの人間像をより深く理解する機会を提供しました。情報が瞬時に拡散される現代において、過去の「伝説」と現在の「真実」が交錯する様は、エンターテインメント業界の奥深さを示しています。
参考文献
- ABCテレビ「これ余談なんですけど…」放送回(2025年8月27日放送)
- Yahoo!ニュース (記事元:スポニチアネックス) 「清春、ロックバンド“武闘派”のウワサに言及 BOOWY・氷室京介は「めっちゃ強いってウワサ」YOSHIKIの印象語る」