石破首相、「石破おろし」で「元気」の背景:歴史修正主義への強い危機感

石破茂首相が続投姿勢を堅持する中、自民党内では「石破おろし」の動きが顕在化している。こうした状況下、27日に放送されたテレビ朝日「モーニングショー」では、ジャーナリストの玉川徹氏が、石破総理に近い複数の関係者への取材結果を報告し、政界に波紋を広げている。

続投姿勢を崩さない石破茂首相続投姿勢を崩さない石破茂首相

玉川氏は取材を通じて、関係者たちが「石破総理は非常に元気だ」と口を揃えていることを明らかにした。この「元気」の理由について、玉川氏は司会の羽鳥慎一氏が驚く中、「石破おろしのおかげで、世論の支持率が上昇しているからだ」と説明した。現在の石破総理は、「就任以来、様々な理由で真にやりたかったことが十分にできなかった。今こそ、それを実現していきたいと考えている」と語られているという。

さらに、石破首相が最も実現したいと考えていることについて深掘りしたところ、意外な事実が浮上した。それは、自民党内で高まりつつある「歴史修正主義」に対する「非常に強い危機感」である。石破総理は、この動きが日本社会全体ではなく、党内で特に顕著であると認識しているようだ。この歴史修正主義がさらに高まれば、台湾有事を含む将来的な「戦争」において、日本が巻き込まれるだけでなく、積極的に戦争へと進む形になることを強く危惧しており、なんとしても自らの手でこれを食い止めたいという強い思いが、彼の最も重要な使命として心中に存在しているとのことだ。

この玉川氏の報道は、石破首相が直面する内政課題や安全保障に対する深い懸念を浮き彫りにした。自身の政治的立場が危ぶまれる中で、国民からの支持を背景に、長年温めてきた政策課題、特に歴史認識と日本の平和主義の堅持を最優先に進めようとする石破総理の覚悟が示されたと言えるだろう。

参考文献