【キーウ共同】英紙テレグラフは30日、ロシアとの戦闘停止後に米欧がウクライナへ提供する「安全の保証」を巡り、米国が地上部隊の代わりに民間軍事会社の雇い兵の派遣を検討していると報じた。複数の欧米当局者の話としている。
同紙によると、過去にイラクやアフガニスタンで米国の雇い兵が基地建設や警備を担った前例があり、同様の手法が取られる可能性があるという。米国の雇い兵の存在は、ロシアによる再侵攻の抑止につながるとの見方もある。
英紙フィナンシャル・タイムズによると、米欧は前線沿いに非武装地帯を設定し、ウクライナとロシア双方の合意の下で第三国による平和維持部隊が監視に当たる構想を協議している。