阪神の2年ぶりリーグ優勝が決まった7日、大阪・ミナミの道頓堀にかかる戎橋付近が歓喜に包まれた。
9回2アウトとなった21時10分には「あと1人」の大合唱。試合が決まると歓声が上がり、警察官の「立ち止まらないでください」の絶叫が混じり合った。
橋の上に次々と人がなだれ込み、TSUTAYAとファミマは店のシャッターを下ろした。20メートルほど離れた薬局前では、ラジオを爆音で流す者が現れ、周囲に人だかりができるなど、パニック状態となった。
橋には警官を約30人配置。2年前に、阪神の38年ぶり日本一を受け、多くの飛び込みが見られたために、防止する狙いがあると見られる。