監護者性交で懲役7年 45歳男、津地裁

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 津市内の自宅で今年1~2月に再婚相手の娘の女子中学生と性交したとして、監護者性交罪に問われた無職の男(45)に、津地裁(田中伸一裁判長)は17日、懲役7年(求刑懲役8年)の判決を言い渡した。

 被害を訴えた当時中学2年だった娘の供述の信用性が争われた。検察側は母親らへの申告や証人尋問で供述した被害状況には一貫性があり、内容も「具体的で信用できる」と指摘。弁護側は「供述には具体的な描写がなく、性交した時期も曖昧だ」と反論、無罪を主張していた。

 論告などによると、男は平成26年に結婚、妻や娘らと同居を始めた。娘は小学6年生のころから、男から性的虐待を受けていたとされる。

 今年2月に娘が母親や学校に打ち明けた。3月に三重県警が男を逮捕し、津地検がその後、起訴していた。

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