立憲民主党の福山哲郎幹事長は17日午前、文部科学省が来年度に始まる大学入学共通テストでの国語と数学の記述式問題導入見送りを決定したことに関し、「一定評価するが、これまでの導入の経緯、なぜこういう事態が起こったのかについての責任は、免れるものではない」と述べ、引き続き国会で追及する考えを示した。国会内で記者団の質問に答えた。
同時に「野党がこれまで主張してきたことを受け入れ、全国の高校生、保護者の悲痛な叫びにようやく耳を傾けたのかという感じだ。高校生や保護者の気持ちを考えれば、なくなってよかったと安堵(あんど)している」とも述べた。