来年の東京五輪・パラリンピックでボートとカヌーの競技会場となる「海の森水上競技場」(東京都江東区)の上に架かる橋の名称が、「海の森大橋」に決まった。都が一般公募したところ、約430件の応募があり、「末永く、多くの人々に愛される」ことを理由に「海の森大橋」と決まった。
また、中央防波堤と有明の両地区を結ぶ海底トンネル(来年春に完成)も公募で、「東京港海の森トンネル」(愛称・海の森トンネル)に決まった。
物流の強化のため建設された大橋は、長さ約250メートル、幅約34メートルで、埋め立て地間の水路をまたぐ。大会中は、この橋の下をボートなどがくぐる。「海の森大橋」の名称は、公募で24人の応募者が提案。命名者の中から抽選で1人に表彰状と記念品が贈呈される。さらに応募者の中から抽選で、東京港見学会に招待される。