TBSの人気バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』で絶大な支持を集める企画「名探偵津田」の第4話「電気じかけの罠と100年の祈り」前編が、12月17日に放送されます。ダイアン・津田篤宏（49）が名探偵として難事件に挑むこの企画は、連動するYouTubeチャンネル「戸隠channel」の存在も手伝い、放送前からSNSを中心に数多くの考察が飛び交い、大きな話題を呼んでいます。今回は「シリーズ最大スケールの謎」とされており、その全貌に視聴者の期待が高まっています。
「名探偵津田」とは？過去のシリーズと人気ぶり
「名探偵津田」は、『水曜日のダウンタウン』（通称：水ダウ）内で展開される人気企画で、津田篤宏氏がロケや番組収録中に突如事件に巻き込まれ、名探偵として謎を解き、犯人を見つけ出すまでその世界から抜け出せないというユニークな設定が特徴です。これまでに以下のエピソードが放送され、いずれも視聴者から好評を博してきました。
- 第1話「ペンション連続殺人事件」（2023年1月25日放送）
- 第2話「呪いの手毬唄と招かれざる男」（2023年11月8日、15日放送）
- 第3話「怪盗vs名探偵〜狙われた白鳥の歌〜」（2024年12月18日放送、水曜日のダウンタウン2時間スペシャル内）
津田氏の困惑しつつも必死に謎を解こうとする姿と、緻密に練られたストーリー展開が、多くのファンを魅了しています。
第4話「電気じかけの罠と100年の祈り」驚愕のプロローグ
今回の第4話は、共演者である劇団ひとり（48）が『水ダウ』の収録中に“感電死”するという衝撃的な幕開けを迎えます。これに先立つ11月26日放送の「電気イスゲーム」では、津田氏と劇団ひとりが対戦。3回電気イスに座ると敗北というルールの中、劇団ひとりが電気イスに座った際に電流に苦しみ、そのまま死亡するという展開が描かれ、これが「名探偵津田」第4話の“プロローグ”であることが明かされました。番組の予告映像では、津田氏が和風の屋敷のような場所を訪れ、「シリーズ最大スケールの謎」に挑む様子が示唆されており、そのスケールの大きさに注目が集まっています。
ダイアン津田篤宏氏、『水曜日のダウンタウン』企画より
鍵を握るYouTubeチャンネル「戸隠channel」の深層
第4話の放送前から特に大きな注目を集めているのが、「戸隠channel」というYouTubeチャンネルです。このチャンネルは、2023年11月放送の第2話の謎にも深く関わる仕掛けとして登場しましたが、12月10日に新たな動画が更新されたことで、その内容が「あまりにも意味深」だと話題になっています。
投稿された動画では、「エリザベススズキ」と名乗る西洋的な顔立ちの女性が、第2話の舞台となった長野県の“戸隠村”の成り立ちについて全編英語で説明しています。彼女によれば、戸隠村は1000年以上にわたり「神々と修験者、そして忍者の物語を紡いできた」歴史を持つとされています。村は「忍びの里」として栄え、この地に100年以上住み続けてきたのが「五百旗頭（いおきべ）一族」であると紹介されました。また、戸隠村が平家の落人や様々な事情を抱えた人々が身分を隠して生活してきた隠れ場所であったことも語られています。
この「五百旗頭」という名字は、第2話で殺害された村長の名字と同一であることから、今回の第4話が先の第2話の事件と深くリンクしていく可能性が示唆されており、視聴者の間では様々な推理が展開されています。
「名探偵津田」第4話は、過去の事件との繋がり、そしてYouTubeチャンネルによる謎の提示が相まって、放送前から異例の盛り上がりを見せています。津田氏がどのような形で「最大スケールの謎」を解き明かすのか、その結末に大きな期待が寄せられています。
