2025年12月15日、スピリチュアリストでありオペラ歌手の江原啓之氏がYouTube動画に出演し、長年にわたり共演してきた元TOKIOの国分太一氏の近況について語り、大きな反響を呼んでいます。今年6月にコンプライアンス違反を理由に『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)を降板し、無期限の活動休止に追い込まれた国分氏を巡る一連の騒動は、彼の家族、特に子供たちに深刻な影響を与えていることが明らかになり、世間の注目を集めています。この記事では、国分氏の苦悩の深さと、日本テレビの一連の対応に対する疑問の声がどのように変化しているのかを掘り下げます。
国分太一、活動休止と「答え合わせ」会見の背景
国分太一氏は、TOKIOの解散、株式会社TOKIOの廃業という厳しい状況の中、2025年11月に記者会見を開きました。この会見で彼は、自身の行為の何が問題であったのかを正確に把握するため「答え合わせをさせていただきたい」と涙ながらに訴え、注目を集めました。当初、日本テレビの福田博之社長は12月の定例会見で「答え合わせするまでもない」と冷淡な返答をしていました。
松岡昌宏の発言が日テレの態度を一変させたか
しかし、この日本テレビの姿勢は、元TOKIOの松岡昌宏氏が『週刊文春』や『週刊新潮』で「日テレから一切の説明を受けていない」と不満を吐露したことで一変します。日テレはその後、「お二人のお気持ちに寄り添った十分なものではなく、大変申し訳なく思っております」とコメントを発表し、改めて直接説明する意向を示しました。これにより、当初は国分氏への批判が中心だった世論の焦点が、日テレのずさんな対応へと移り変わるきっかけとなりました。
江原啓之が語る国分太一の「子供への思い」
長年、トーク番組『オーラの泉』(テレビ朝日系)で国分氏と共演し、彼をかわいがってきた江原啓之氏は、神道研究家・羽賀ヒカル氏のYouTube動画で、国分氏と「数日前に会った」ことを告白しました。江原氏は、今回の騒動で国分氏が最も苦しんだのは「子どもさん」であると語り、国分氏が記者会見に出たのも「子どものため」であったと明かしています。
国分氏は江原氏に対し、「子どもに『人になにかしたらちゃんと謝れ』って教育しているのに、親ができていないのがいちばん恥ずかしい」と打ち明けたといいます。さらに江原氏は、国分氏の子供が発した「お父さんいつになったら許してもらえるの?」という痛切な言葉を明かし、家族が抱える心の苦しみを慮りました。この江原氏の話を受け、コメント欄には国分氏やその家族に対する温かい心配の声が多数寄せられています。
騒動後、江原啓之氏から連絡を受けた国分太一氏の近況
日テレの「強引なやり口」と世間の疑問
国分氏の記者会見では、番組降板を告げられた際の日本テレビ側の対応についても語られました。芸能記者によると、国分氏が呼び出された当初は全く別の件だったにもかかわらず、突然聞き取りが始まり、会話を録音した際には同席していた弁護士からデータ削除を求められたといいます。
国分氏の「コンプライアンス違反」の具体的な内容はいまだ不透明であるものの、日本テレビ側の強引なやり方には多くの人が違和感を抱いています。日テレもこうした世間の空気を察知し、態度を軟化させつつありますが、国分氏との「答え合わせ」に応じるか否か、その行方は依然として見えないままです。
国分太一氏とその家族が一日も早く平穏を取り戻せるよう、そして日本テレビが誠実な対応を見せるかどうかに、今後も大きな注目が集まるでしょう。





