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京都「正論」懇話会の第65回講演会が20日、京都市東山区のハイアットリージェンシー京都で開かれ、前統合幕僚長の河野克俊氏が「今後の日本の安全保障と自衛隊」と題し講演した。
河野氏は、韓国政府が日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を維持する条件として対韓輸出管理厳格化の撤回を求めていたことについて「(日韓の)北朝鮮の脅威認識が一致していない」と指摘。「日本にとって最悪のシナリオは核を持った反日統一朝鮮ができることだ」と述べた。
また「統一朝鮮や中国、ロシアと日米豪が対立する可能性があり、最前線になるのが日本。日米同盟はより重要性を増す」と強調。より強固な日米安保体制を維持するために「リスクを共有することが同盟の本質」と訴え、平時でも日米連携を支える安全保障関連法の成立を評価した。
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