山里亮太MCがスリリングな生放送「テレビ特区」を盛り上げる





MCを担当する山里亮太(C)フジテレビ

 お笑いタレントの山里亮太(42、南海キャンディーズ)が、30日深夜にフジテレビで生放送される「テレビ特区」(深夜0・55)でMCを務める。

 深夜枠で若手ディレクターを中心に実験的、革新的な企画を試してきた「22世紀計画」プロジェクト。昨年10月から継続的に行われてきたが、その特別編として放送されることが決定。

 “特区”とは、事業活性化や新産業創出のために規制緩和されるなど特例措置が適用される地域。テレビ業界における“特区”とはすなわち、「置きに行かない実験的企画を試すことができる特別枠」ということになる。

 ここでは局内の若手ディレクターから募集したチャレンジングな実験番組やさまざまなジャンルの“特区”企画を紹介。実験番組は「自分が本気でやりたい」「他で見たことがない」企画ばかり。ほとんど演出の経験がない入社2~3年目のディレクターたちが中心となって鋭意制作する。

 例えば、今回初演出となる制作3年目のディレクターは「メモ泥棒の独白」というVTRを用意。普段見ることのない他人の書き残したメモをのぞき見る業界初の“メモエクスタシーバラエティー”番組を制作。さらに「人生、たまには流されてみよう」では、芸能人が河童になりきり、川に流れて旅に。キュウリ型のウェアラブルカメラを装着し、河童目線で日本の魅力を再発見する!?など。

 そのほか、ゴールデン帯ではおそらく絶対やらないクイズ企画「クイズ特区」や初演出のテレビマンが人気YouTuberを演出するという企画も。また、いとうせいこうがキュレーターとしてテレビ初登場のネクストブレーク芸人を紹介する「LIVE特区」も。

 同局の木月洋介チーフプロデューサーは「やりたいことだけははっきりしている若手ディレクターたちの企画がたくさん集まった。おそらくVTRが仕上がるのも生放送ギリギリ。何分になるのかも? それくらいチャレンジングで不完全な番組があったっていいじゃないか。そこで成功、失敗することが一番若手のためになると思う。フジテレビが久々にいろんな意味でスリリングな生放送をお送りします」と話している。(産経デジタル)



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