「中東地域の平和と安定は極めて重要」菅氏、中東派遣の意義強調

　菅義偉（すがよしひで）官房長官は２７日午前の記者会見で、中東での日本関係船舶の安全確保に向けた情報収集を強化するため、海上自衛隊の中東派遣を閣議決定したことに関し、「中東地域の平和と安定はわが国を含む国際社会にとって極めて重要だ」と派遣の意義を強調した。

　菅氏は「いずれの国も広大な海域を自国の取り組みだけでカバーすることは困難だ。関係国と連携し航行安全確保のための情報収集はしっかり行っていきたい」とも語った。