自民党の二階俊博幹事長は30日、10月末に焼失した那覇市の首里城を視察した。視察後、記者団に「沖縄の負担となることがないように再建に向けてやれることは、国、自民党が先頭に立って全力を傾けて取り組んでいきたい」と強調した。
二階氏は「一緒になって(首里城の)再建、復活に向けて、きょうから立ち上がろうではないか」とも語った。視察には自民党県連幹部や沖縄県の謝花喜一郎副知事も同行したが、玉城デニー知事は姿を見せなかった。
二階氏は那覇市内のホテルで行われた県連幹部との会合にも出席。出席者によると、来年6月予定の県議選に関し、各候補が選挙区内をくまなく歩き回るよう指示し、「(候補が履く)運動靴は嘘をつかない。運動靴なら何足でも買って差し上げる」と訴えた。