安倍首相と語る(下)岡田准一さん×村上茉愛さん 何かを極めることが人生の幸せに

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新春鼎談に臨む、体操の村上茉愛選手(左)と安倍晋三首相=首相公邸(春名中撮影)
新春鼎談に臨む、体操の村上茉愛選手(左)と安倍晋三首相=首相公邸(春名中撮影)
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 --現代は若い人や女性、高齢者など全ての人が活躍できる「人生100年時代」といわれています。岡田さんは俳優として、何を発信していきたいと考えますか

 岡田 僕は「一華五葉(いっかごよう)を開(ひら)く」という禅の言葉が大好きです。5つの葉があって、1つの花が開く。違う意味もあるんですが、僕としては何か5つを極めることができれば人生は幸せだと思っています。日本の歴史を伝える作品で演じる機会が多いので、歴史や文化をこれからも勉強していきたい。同時に、仕事でも趣味でも人とのコミュニケーションでもいい、5つを人生として探していくのが大きな目標です。

 令和の時代に生きる僕たちは、何かを極めたり、こだわりを持ったりすることが幸せに生きることかなと思います。その意味では、まさにスポーツ選手は最たるものですね。

 村上 体操競技は男子が世界のトップに立ち、有名になってきましたが、やはり男女ともに強くありたいというのが私の目標です。残念ながら女子は最近では団体種目で全員の力を合わせてメダルを取ることが叶(かな)っていない。東京五輪でメダルを取って、体操をより多くの人に知ってもらいたいです。

 安倍 スポーツ選手にとってオリンピックは特別です。4年に1回、その時に自分のコンディションが一番いい状況かどうかで結果が変わってくる。そうした選手の姿が世界中の人たちに感動を与え、見る者の胸に焼き付けられる。村上さんは今から世界の強豪と戦っていく。世界のレベルを超えていこうとされている。岡田さんも今後、映画の世界でそういう挑戦をされるんだろうと思います。

 --首相は若い世代が夢を持ち、それを実現していくための政策を進めていますね

 安倍 これまでは多くの人が60歳や65歳で定年を迎え、年金生活に入っていましたが、今は人生100年という時代を迎え、新たな可能性が出てきた。そういう新しい時代にふさわしい働き方や、今後の年金や医療、介護のあり方について、昨年、全世代型社会保障検討会議を新たに立ち上げ、抜本的な見直しに着手しました。昨年10月から幼児教育・保育の無償化を始め、今年4月からは真に必要な子供たちの高等教育も無償化するなど、思い切って若い世代に投資をしました。一方、70歳を超えても元気で、働きたいと思う人には就業の機会を提供します。何歳になっても皆が才能を生かし、目標に向かって進んでいくことができる社会を作っていければと思います。

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