7日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反発した。終値は前日比370円86銭高の2万3575円72銭。中東情勢の悪化を受けた6日の急落に対する揺り戻しで、買い注文がひとまず優勢になった。
東証株価指数(TOPIX)は27・56ポイント高の1725・05。出来高は約11億5700万株。
米イラン対立が深刻化する中、6日の米ダウ工業株30種平均は序盤に下げ基調で推移したが、終盤は上昇に転じて取引を終えた。「米投資家は過度に不安視していない」(ネット証券)との受け止めから、7日の東京市場は徐々に上げ幅を広げる展開となった。
日経平均株価の年明け最初の6日終値は前年末比451円76銭下げており、8割程度を7日に取り戻した。円高ドル安や原油高が一服したことも7日の安心材料となった。