検察改革立法措置が完了 韓国、政権との対立継続


 韓国国会は13日、検察の捜査指揮権を廃止し、警察の権限を拡大させることを柱とする検察改革法案を本会議で可決した。

 政府高官らの捜査権を検察から独立捜査機関「高官犯罪捜査庁」に移す法も既に成立しており、文在寅政権が最重要公約としてきた検察改革の立法措置が完了した。4月の総選挙に向け、成果としてアピールしたい考えだ。

 法務省も検察幹部の刷新人事や独自捜査を担当する部署の縮小を進めている。

 検察の力をそぐ狙いだが、保守系最大野党「自由韓国党」は強く反発。検察も大統領府の関与が疑われる事件の徹底捜査で抵抗する構えで、政権との対立は当面続きそうだ。

 (ソウル 共同)



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