参院議院運営委員会は17日の理事会で、大家敏志与党筆頭理事(自民)が昨年の参院選をめぐり広島地検の家宅捜索を受けた自民党の河井案里参院議員との面会内容を報告した。
大家氏によると、河井氏とは16日に自民党の末松信介参院国対委員長とともに面会した。河井氏は地検の家宅捜索を受けたことについて「心配と迷惑をかけ、申し訳ない」と謝罪した。その上で、地検の捜査への協力と、自身の疑惑については後日説明する意向を伝え、20日召集の通常国会には出席するという。
報告を受け、野党側は「後日とはいつごろか」などと指摘。大家氏は記者団に対し「聞き取りは十分とはいえないが、今の時点で、われわれとしてお答えできるのはここまでという認識だ」と説明した。