カナダのトルドー首相は17日、イランによるウクライナ旅客機撃墜をめぐり、旅客機のブラックボックスはフランスで解析されるべきだとの認識を示し、イラン政府に対し速やかにフランスに送るよう求めた。ロイター通信などが伝えた。
トルドー氏は、ブラックボックスは損傷が激しく、イランには解析のための機器や専門家が不足していると指摘。早急に分析できる環境が整っている国はフランスだと述べた。
カナダのシャンパーニュ外相は17日、中東のオマーンでイランのザリフ外相と会談した。カナダ外務省によると、双方は「透明性のあるブラックボックス解析が必要だ」との認識で一致した。(共同)