菅原前経産相、疑惑に「多くの皆さまに迷惑かけた」と陳謝、議員辞職や離党は否定

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取材の冒頭で頭を下げる菅原一秀前経済産業相=20日午前、国会内(鴨川一也撮影)

取材の冒頭で頭を下げる菅原一秀前経済産業相=20日午前、国会内(鴨川一也撮影)

 公選法違反疑惑で経済産業相を辞任した自民党の菅原一秀衆院議員=東京9区=は20日午前、国会内で記者団の取材に応じ、「大変お騒がせをし、多くの皆さまにご迷惑をお掛けしたことを心からおわびしたい」と陳謝した。「一から出直して精進したい」とも述べ、議員辞職や離党は否定した。

 菅原氏は、辞任後に国会を欠席するなど公の場に姿を現さなかったことについて、睡眠障害と診断されたと説明。通常国会は出席する意向を示した。

 菅原氏をめぐっては昨年10月、公設秘書が地元後援会の有力者の通夜に出席し、香典を渡していたなどと週刊文春が報じた。同月25日に菅原氏は経産相を辞任し、与野党から疑惑に関する説明を求める声が上がっていた。

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