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【ニューヨーク＝上塚真由】米ロサンゼルス近郊で２６日に起きたヘリコプターの墜落事故で、米プロバスケットボールＮＢＡの元スター選手、コービー・ブライアント氏（４１）が死亡したことを受け、米国では大きなショックが広がっている。
ブライアント氏と親交があったオバマ前大統領は、ツイッターに「コービーはコートのレジェンドで、第２の人生を始めたばかりだった」と投稿。ブライアント氏の娘（１３）も事故で死亡したことに触れ、「考えられないような辛い日を過ごしている彼の家族に、私とミシェルから愛と祈りをささげたい」とつづった。
また、トランプ大統領も事故の一報を受け、ツイッターに「ひどいニュースだ！」と投稿した。
ＮＢＡの元スター選手も次々と追悼。ブライアント氏とともに「レジェンド」と呼ばれるマイケル・ジョーダン氏は声明を出し、「私が感じている悲しみは言葉では言い表せない。私は、弟のようだった彼を愛していた。よく語り合ったが、もうそんな会話ができないことが寂しい。彼は手ごわい対戦相手で、素晴らしい選手、そして創造力を持つ人だった」とつづった。
また、ブライアント氏と同じロサンゼルス・レイカーズの元スター選手、マジック・ジョンソン氏は、ツイッターに「事故は受け入れがたい。コービーは試合のリーダーであり、男女ともに選手たちの良き指導者だった」と書き込んだ。
ＮＢＡでは、レイカーズの現役スター選手、レブロン・ジェームズ氏が２５日にブライアント氏の記録を抜いて、通算得点の歴代３位に浮上したばかり。ブライアント氏は２５日夜にツイッターで、ジェームズ氏について「前に進み続ける。とても尊敬する」とたたえたが、これが最後の投稿となった。
ロサンゼルスでは２６日夜、第６２回グラミー賞の授賞式が行われ、米メディアによると、ブライアント氏の功績をたたえるコーナーを急遽もうけるという。
ＮＢＡの元スター選手、コービー・ブライアント氏が死亡 ヘリ事故で
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