自民党の石破茂元幹事長は30日、石破派(水月会)の会合で、主要野党が安倍晋三首相主催の「桜を見る会」を国会で追及していることについて「もっと議論することがあるだろうと思っている方が多い。ただ、そういう(議論ができる)状況を誰が作るのか。政府が説明責任を果たしたと納得してもらって初めて、そういう状況が生まれる」と述べた。
昨年7月の参院選前に党本部が河井案里参院議員側に1億5千万円を入金した問題に関しては「コアな支持者に『そうだね』といってもらえる回答をしないといけない」と語り、党執行部に説明を求めた。