亀田3兄弟訴訟、JBCに4550万円賠償命令 東京地裁





左から亀田興毅、亀田和毅、亀田大毅(早坂洋祐撮影)

 日本ボクシングコミッション(JBC)による処分を巡り、元世界王者の亀田興毅さんら3兄弟側が、JBCと理事長らに総額約6億6400万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は31日、計4550万円の支払いを命じた。

 判決によると、兄弟の次男大毅さんの世界戦を巡るトラブルで、JBCは2014年2月、亀田ジムの会長と、マネジャーの資格更新を認めない決定をした。これにより、3兄弟は国内で試合ができなくなった。

 谷口安史裁判長は判決で「JBCの処分は裁量権を逸脱し違法だ」と指摘。資格があれば3兄弟は14年に1試合ずつ行うことができたとして、前年のファイトマネーを基準に賠償額を決めた。慰謝料請求は退けた。



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