歩行中の男性をひき逃げして死亡させたとして、神奈川県警瀬谷署は3日、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで、自称建設工の田丸圭悟容疑者(27)=横浜市泉区和泉町=を逮捕した。容疑を認めている。
逮捕容疑は1月24日午前7時20分ごろ、同市瀬谷区阿久和西の県道十字路交差点で、横断歩道を渡っていた近くに住む無職の武田昇さん(82)を普通乗用車で直進中にはねて死亡させ、逃走したとしている。
同署によると、現場に信号機はなく、武田さんは病院に搬送されたが、約9時間半後に死亡が確認された。
3日午前、田丸容疑者本人が同署に出頭した。田丸容疑者は事故を起こしたことについて「前を見ていなかった」などと話しているという。