先日、サッカーＪ２松本山雅の鹿児島キャンプを取材してきました。４年ぶりにＪ１の舞台で戦った昨シーズンは、奮闘を見せたものの、残念なことに１年で降格してしまいました。
来シーズンのＪ１復帰を目指す山雅は今シーズンから、反町康治監督に代わり、布啓一郎監督が指揮を執ります。全国高校サッカー選手権では、名門・市立船橋高を４度の日本一に導き、昨年は、Ｊ３群馬をＪ２へと昇格させた手腕を持ちます。
鹿児島で行ったインタビューで布監督に初めてお会いしたとき、「柔らかな笑顔がすてきな方」という印象を持ちました。ところが、サッカーの話になると、目の奥からグッと体温が上がるのが伝わってきました。
山雅の持ち味は「全員攻撃・全員守備」です。どんな状況でも全力でプレーするチームスタイルも、サポーターの心をつかんできました。今シーズンはこうした持ち味を軸にしながら、新たな戦術「４バック」にも挑戦するとのこと。攻撃にかける人数を増やし、課題の得点力アップも狙います。Ｊ１復帰に期待は高まります。
