岐阜県防災ヘリ巡り21人処分 パワハラや不適切整備

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 岐阜県の防災ヘリコプターの元男性整備士(49)が部下にパワーハラスメントを繰り返した問題で、県は14日、停職1カ月とした男性整備士について、新たに停職2カ月の処分が相当と発表した。昨年12月に退職している。また、パワハラを認識していたのに上司への報告を怠ったり、危険物の管理が不十分だったりしたとして、当時の管理職ら計20人を戒告や厳重注意とした。

 県によると、男性整備士は平成24年4月から勤務、防災課に所属する整備士の中で点検を統括する立場だった。県は昨年9月以降、パワハラの調査を進め、11月に懲戒処分とした。

 その後、定期点検の不備なども判明したことから、県は男性整備士の上司らから話を聞くなどし調べていた。

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