橋本聖子五輪相は18日午前の記者会見で、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大を受けた東京五輪・パラリンピック関連行事やテストイベントなどの開催の可否について「自粛は求めてはいない」と述べた。政府の感染症関連の専門家会議が大規模集会の自粛を求めていないことを理由に挙げた。
一方で橋本氏は「今後、実行するしないにかかわらず、どのような対応をしていくかについては、政府としてしっかり配慮をしていきたい」と述べ、変更を含め柔軟に対応する考えを示した。3月1日の東京マラソンで一般参加者の出走が取りやめになったことについては「苦渋の決断だったと思う」と述べた。