三重・伊賀市の「勝手神社の神事踊」、ユネスコ遺産の提案候補に 

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ユネスコ無形文化遺産登録に提案される三重県伊賀市の「勝手神社の神事踊」=三重県教委提供

ユネスコ無形文化遺産登録に提案される三重県伊賀市の「勝手神社の神事踊」=三重県教委提供

 国指定重要無形民俗文化財で三重県伊賀市山畑に伝わる雨乞いの太鼓踊り「勝手神社の神事踊」が、19日に開かれた国の文化審議会で令和元年度のユネスコ無形文化遺産への提案候補として選定された。3月末にユネスコに提案書が提出され、令和4年11月ごろに審議決定される見込みとなっている。同踊保存会の北村忠則会長は「苦労して保存し続けたかいがあった。若い子の励みになればいい」と喜んでいた。

 勝手神社の神事踊は江戸時代中頃から伝わり、県内に多数ある太鼓踊りの鞨鼓(かっこ)踊りやカンコ踊りの中で最も代表的な踊り。平成30年に国の指定を受けた。花をつけて垂らした「オチズイ」と呼ばれる飾りを背負い、胸に桶胴(おけどう)太鼓を抱えた6人の踊り子「中踊り」が鞨鼓を打ちながら、大太鼓を打つ「楽打ち」と歌を歌う「歌出し」と合わせた約20人で、「津島踊」や「御宮踊」など20種類の踊りを優雅に舞う。祭礼は毎年10月中旬。

 風流踊は、室町時代から流行が始まった中世芸能のひとつで、鉦・太鼓・笛など囃(はや)しものの器楽演奏や小歌に合わせてさまざまな衣装を着た人が群舞する。今回は勝手神社の神事踊をはじめ、岐阜県の郡上踊や岩手県の鬼剣舞など、全国23都府県に伝わる風流舞がユネスコへの提案候補に選ばれた。

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