韓国で感染者200人超、教会中心に拡大止まらず

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21日、韓国・ソウルの地下鉄で互いに消毒を行う防護服の作業員ら(AP)

21日、韓国・ソウルの地下鉄で互いに消毒を行う防護服の作業員ら(AP)

 【ソウル=桜井紀雄】韓国政府は21日、新型コロナウイルスについて、新たに100人の感染が確認され、韓国での感染者数が計204人になったと発表した。韓国は、クルーズ船での感染を除くと日本を超え、中国に次いで最も感染者の多い国となっている。

 韓国政府は21日、感染者の発生が集中している南東部の大邱(テグ)と慶尚北道(キョンサンプクト)清道(チョンド)地域を感染症の「特別管理地域」に指定、重点的な防疫措置を取る方針を決めた。

 新たな感染者は、新興宗教団体「新天地イエス教会」の大邱の教会に通っていた信者や、清道にある病院の関係者に集中。この病院に入院していた50代の女性が21日、死亡した。同日、感染が判明し、釜山(プサン)の病院に移送された。清道の同じ病院で19日に死亡した男性に続き、韓国での感染者の死亡は2人目。

 この病院では、1月末から今月初めに同教団の教祖の兄の葬儀が営まれ、信者らが参列した。大邱市の調査に500人以上の信者が感染が疑われる症状があると答えており、感染者がさらに増える可能性が高い。

 ソウル市は21日、感染防止のため、市中心部の光化門(クァンファムン)広場一帯での集会を当面、禁じる方針を示した。

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